雛人形には、女の子の厄を引き受ける役目があるため、災いがふりかからず、美しく成長して幸せな人生を送れるようにという願いが込められているそうです。

雛人形と言えば桃の節句。
3月3日にお飾りするお人形ですが、いつからいつまでといった期間においての決まり事や正解はございません。
目安としましては、立春(節分の翌日、2月4日ごろ)から2月中旬にかけてお飾りするのが多いです。
遅くとも、ひな祭りの一週間前までには飾り付けを済ませておくのが良いでしょう。

しまう時期が遅れると、お嫁に行けない!?
雛人形をしまうのが遅れると、婚期が遅れる。 よく聞く議論ではありますが、結論から言いますとただの迷信です。 この迷信は、「片付けがちゃんとできないようでは、きちんとした女性になれず、お嫁さんにもなれませんよ!」と、しつけの意味を込めての言い伝えなのです。 おひな様を飾るのもしまうのも、情操教育のひとつなのです。

3月3日が終わったら片付ける地方が多いのですが、旧暦(4月3日)まで続けて飾る地域もあります。