住宅市場が好調な背景には、以下の要因が影響しています。

○コロナ禍により、人々の「家」に対する認識に変化
緊急事態宣言による外出自粛、リモートワーク(在宅勤務)の増加により、自宅で過ごす時間が増えました。

○人手と住宅設備機器の不足
建設業界では、人手不足が課題となっています。
世界的なウッドショックにより、日本国内の木材流通価格も上昇しました。
そのため、中古住宅に注目が浴びるようになりました。

○住宅ローンの低金利
税制改正により、2022年も住宅ローン控除期間は13年への延長が継続されました。
圧倒的な低金利と減税策が住宅購入へのハードルを下げました。

このまま低金利時代が続く前提においては、国内の住宅需要は引き続き好調をキープしていくものと考えられます。