家を建てるための土地探し。
人それぞれのこだわりの部分と一般的に住むうえで重要な部分とをバランスよく考え、
最も大事にしたい条件を3つ程度に絞ることが必要です。
基本ポイント①住みたいエリアを決める
数ある中からなぜそのエリアに住みたいのか、何となくではなく
自分の中の理由を掘り下げて明確にすることが大切です。
基本ポイント②こだわりの理由を考える
「こどもの教育環境がいいから」や「商業施設や周辺の利便性」または「実家や職場への交通の利便性」など
掘り下げて考え、理由が分かれば、そのエリアに希望の土地がなくても、
そのこだわりを軸に、希望を諦めることなく違ったエリアに範囲を広げることができます。
基本ポイント③土地の価格と建物の費用
エリアごとの相場を知り、家の予算、諸費用も考慮した総額を考え、
無理なく購入可能な土地でなければなりません。
基本ポイント④周辺環境を知る
新興住宅地なのか古くからの住宅地なのか、また自治会などの地域のコミュニティの有無や
周りの家族層などその地域で暮らしていくうえでの大事なポイントです。
基本ポイント⑤土地そのものの特性
土地が安い場合は主に、狭い、形が悪い、高低差があるおいう理由のいずれかです。
高低差がある土地は眺望がよい反面、基礎や場合によっては地盤工事が高くつくうえに
建物本体工事でも割増が発生します。
また、法的制限では高さや面積が制限され、土地の広さを生かせないこともあります。
土地を決めて購入してからイメージした家が建てられない、ということにならないよう
土地探しは単独でせず家づくりと一元的に進めていくのがよいでしょう。