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住宅メーカーを金額で比べる際にはまず坪単価で考えると思います。
しかし、この坪単価、そもそも定義が曖昧で各社まちまちの算出方法によって出されます。
建物の建築費÷延床面積＝1坪あたりの建築費、これが坪単価です。
この延床面積にはポーチや吹抜け、ロフト、バルコニーなどは含まれません。
一方、施工面積とは延床面積に先ほど除いた部分を全て含めた面積のことで、当然こちらの方が大きくなります。
メーカーによっては坪単価の計算にこの施工面積を使うところもあり、その場合坪単価は安く表示されることとなります。
また、建築費とは建物本体価格を指し、付帯工事の一部が含まれているところと、完全に別途工事費として加算するところがあります。
付帯工事費とは、給排水工事や外構工事、照明器具、カーテン取付費などを指します。
注文住宅を比較する際には、坪単価ではなく、各社に同じ条件での総額を提示してもらったうえで比べるのがよいでしょう。
